ギターを新しく始めたい方へ

このページでは

  • クラシックギターに興味を持ち
  • 新しく始めようかと考え
  • このホームページをご覧になっている方

向けにクラシックギターについての様々なことを紹介していきます。

クラシックギターとは?

ギターはその美しい音色や手軽さ等から世界中で愛されている楽器です。

ロック、クラシック、フォーク、ポピュラー、ジャズなどあらゆるジャンルの音楽で使われています。ギターには様々な種類がありますが、大きく分けてエレキギター、クラシックギター、アコースティックギター(フォークギター)の3種類があります。

どの楽器も6本の弦が張ってあり、基本的な仕組みは同じです。


エレキギターはアンプ(スピーカーのようなもの)に接続し、ドラムやボーカルなどに負けないような大きな音を出すこととができます。

音色もアンプについたつまみを調整することで簡単に変えることができます。

一方アコースティックギター(フォークギター)やクラシックギターは電気を使わず、木で作られたボディの内部の空洞で弦の振動を共鳴させて音を出します。

それにより自然な優しい音が出ます。

どちらが良いということはありませんが、電気を通さない自然な音色の美しさを追求し、手作りされたアコースティックギターやクラシックギターのファンは少なくありません。


電気を通さない2種類のギター、つまりアコースティックギターとクラシックギターはとても似ていますが別の種類のギターに分類されます。

クラシックギターの方が小ぶりで、ナイロン製の弦を使用し、右手の指(あるいは爪)で弦を弾きます。それによりとても柔らかい音色が鳴ります。

一方アコースティックギター(フォークギター)はスチール弦を使用し、右手の指ではなくピックで弦を弾くことが一般的です。より硬く、クリアな音が鳴ります。


ちなみにアコースティックギターは、フォークギターとクラシックギターの両方を意味する場合もありますがアコギと略されて、フォークギターを意味する場合が多いように思います。
私の教室では基本的にクラシックギターでレッスンをしています。

クラシックギターの魅力

クラシックギターに様々な魅力があります。
今回はその中から4つ紹介します。

  1. 多彩な音色
  2. 一人でもグループでも楽しい
  3. 手軽に持ち運べる
  4. 様々なジャンルの音楽を弾ける

1.多彩な音色

楽器にはピアノのような鍵盤楽器、ヴァイオリンのように弓でこする擦弦楽器、ドラムのような打楽器がありますが、ギターはそのいずれでもありません。

ギターは撥弦楽器という指で弦を弾く楽器の仲間です。
弓も鍵盤もドラムスティックもなく、直接指で弦を弾くのですから、とても繊細で親密な音の世界を持つ楽器だと思います。

さらに爪を使う場合、爪と弦の当て方で柔らかい音から硬い音まで様々な音色を作り出すことができます。
上級者はキャンバスに絵の具で色を塗るように多彩な音色で音楽を飾り付けることができます。

同じ曲でも演奏家や楽器によって全く違う風に聞こえてくるのが、ギターの魅力の一つです。


2.一人でもグループでも楽しい

クラシックギターは一人でも仲間と一緒にも演奏できる楽器です。

ギターには一生を費やしても学び切れないほど沢山の名曲があり、非常に奥深いです。
重奏の曲もギター2.3.4重奏からヴァイオリン、フルート、ピアノ、チェロ、歌などの様々な楽器とのアンサンブルまで様々な曲があり、今も作曲され続けています。

ギターを学び、仲間たちとそれを共有することはとても素晴らしいことです。


3.手軽に持ち運べる

楽器の持ち運びが楽だというのはとても魅力的なことです。

友達の家に持っていき、演奏をして楽しませることもできますし、ピクニックなどしながら屋外で演奏することだってできます。

ピアノはピアノが置いてある場所でしか弾けませんが、ギターはどこにでも手軽に持ち運び、爪弾くことができます。


4.様々なジャンルの曲を演奏できる

クラシックギターという名称ですが、クラシックギタリストがクラシック音楽ばかりを演奏している訳ではありません。

ピアニストが同じピアノでジャズやポップスも演奏するように、ギターも他ジャンルの音楽を演奏できます。
ジャズ、ポップス、ボサノバ、ロック、フォークソングなど多くのジャンルの名曲がギターのために編曲されています。

クラシックギターを始める際に必要なアイテム

(1) チューナー

ギターの6本の弦それぞれを正しい高さの音に合わせることをチューニングと言います。
そしてチューニングする為の機械がチューナーです。

写真のような置き型の物やクリッペ式チューナなど、様々なチューナーが販売されています。

クラシックギターの弦の音はすぐ狂いますので、練習の前には必ずチューニングする必要があります。


(2) 足台

伝統的なギターを構える姿勢には、左足を乗せる足台が必要です。

写真は木製の足台ですが、様々な素材の足台があ売られています。
近年では足台の代わりとなる膝に置くクッションなども使われています。


(3) 譜面台

楽譜を置く為の台です。

楽譜をテーブルに置きながら練習をすることもできますが、それでは前かがみぎみな姿勢が癖になる恐れがあります。
ギターを弾くための正しい姿勢を身につけるためには譜面台の使用をお勧めします。

写真は木製の重たい譜面台ですが、軽くて、折りたたみ式の場所を取らない譜面台も売られています。


(4)クロス

ギターを拭く為の布です。練習後はギターに付いた汗や手の油などを軽く拭きとりましょう。


 以上の4点はクラシックギターを扱う楽器店でしたら大抵置いています。

他にも予備の弦や紙やすりなど必要になるアイテムがありますが、急ぐものではないので、体験レッスンの際にお話します。
お気軽にお尋ねください。

指頭奏法について

現在多くのクラシックギター奏者は右手の爪を伸ばして、それを紙やすりなどで整えて、弦を爪弾くのが一般的です。

しかしギターの黄金期と言われる19世紀前半には、爪を伸ばさない指頭奏法で演奏されることもありました。

現在でも重要視されているギタリスト作曲家のF.ソル(1778-1839)、M.カルカッシ(1792-1853)、J.アルカス(1832-1882)などは指頭奏法で演奏していました。
近代ギターの父と呼ばれ、アルハンブラの思い出の作曲家としても知られる、F.タレガ1852〜1909)も後年に指頭奏法を研究し、その奏法を弟子に伝えました。

私は指頭奏法の優しい音色も好きで、数年前からその奏法を試しています。
以下の動画は指頭奏法で演奏したものです。

 

私の教室の生徒の方は爪で弾いても指頭奏法でも、どちらでも構いません。
両方試して好みに合う方を選択すれば良いと考えています。

もしお仕事などの関係で爪を伸ばせないという方も指頭奏法でギターを始め、優しい音色の世界を一緒に探索してみましょう。

このページの先頭へ