「元気」 2号

花粉症特集

インフルエンザには掛かりませんでしたか?

入院が必要な人も毎年何人かいます。
しかし、入院したとしても、患者さんが元気になるとホッとします。

新型のインフルエンザが流行しないか毎年気が気ではありません。

さて、3月になると風邪に代わって花粉症が増えてきます。

インフルエンザと違って命には直接関係しませんが、その不快感は大変なものです。
それでは、花粉症の診断と治療について書いてみます。

 

花粉症の診断

診断は比較的簡単です。
症状だけで充分診断できますし、花粉症の原因が一般的な場合は、
採血するだけでその原因物質を特定できます。

原因は杉花粉ばかりとは限りません。

特殊な場合は原因物質を

  • 腕につけて
  • 皮膚に小さな傷をつけて
  • 皮膚が赤くなるかどうか

で診断します。
しかし、そこまで必要な事は、ほとんどありません。

 

花粉症の治療

治療と言っても、まずは、予防が大切です。

  • 外へ出ない
  • 原因物質に触れない

のが一番ですが、生活もあり、難しいですね。

つぎに、外へ行く時は、マスクをして、なるべく花粉を吸い込まないようにします。

そして、外から帰ったら・・・

  • うがい
  • 洗面
  • 手洗い

をします。

できるならば、

  • シャワーを浴びて
  • 髪を洗い
  • 衣服を着替る

これができれば最高です!

花粉を家へ持ち込まない事が大切です。

 

花粉症に対する薬

それでも、症状が出れば薬が必要となります。


全身的には、抗アレルギー薬を飲みます。

この薬にはやや弱い物と強い物の2種類があります。

 

やや弱い方は、症状の出る前から飲んでいれば理想的です。

花粉症の極期には、2種類の抗アレルギー薬を両方のみます。

それでも不十分なら、抗ヒスタミン剤を飲みます。

大部分の人はここまでで症状は改善すると思います。

 

それでも症状が続く人は・・・

ステロイドと言うホルモンの入った薬を短期間飲む必要があります。

ステロイドは良く効くのですが、長期に飲むと副作用が心配になるので、
2週間くらい飲み、他の薬の効果が出てくるのを待ちます。

漢方薬で治す方法もあります。

 

薬が良く効くように局所にも薬を使います。

鼻水が出る時

鼻水を止める薬と抗アレルギー剤を点鼻します。
即効性があります。

それでも収まらなければ、ステロイドの点鼻薬を使います。

ステロイドは局所ではほとんど副作用はありません。

症状が強ければ、ステロイド剤を先に使い、
落ち着いたら、抗アレルギー剤に変える事もあります。

鼻がつまる時

鼻が通るような薬と抗アレルギー剤を点鼻します。

効果が不十分ならステロイド剤を点鼻します。

目がかゆい・涙が出る時

抗アレルギー剤を点眼します。
副作用はなく、良く効くと思います。

さらに症状が取れなければ、ステロイドの点眼液を使いますが、
緑内障のある人は使えません。

この段階では、1度眼科に診てもらう必要があります。

咳が出る時

抗アレルギー剤やステロイド剤の吸入をします。

副作用はほとんどありません。携帯型の噴霧器で処方します。

症状が強ければ、医院に鼻や気管へ吸入するために、
通院が必要になりますが、そこまで必要な人はほとんどいないと思います。

 

あなたは、花粉症ですか?

まずは予防対策、そして症状にお困りの時はご相談ください。


次回は高血圧について書こうと思っています。
健康維持に役に立てばいいなーと思っています。


文責 植木一弥

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ